だいすきさんが 旧三箇小学校とは

「三箇地区都会との交流を進める会」が運営している体験・宿泊施設“だいすきさんが 旧三箇小学校”。2010年に廃校となった三箇小学校を体験交流の場として活用し、都会から3500人を超える皆さんに来て頂いています。

設立当初は「都会の小学生に第二のふるさとを」をテーマに、さまざまな田舎体験を提供してきました。現在は小学校を始めNPO法人や大学などとも交流が拡大し地域の活性化につながっています。今年の1月には念願の簡易宿泊所の認可も取得し、泊まることも可能になりました。

自然の中でのんびりしたい、農作業を体験してみたい、移住体験をしてみたい、など考えている方には相談も受け付けております。

三箇地区について

津南町は信濃川右岸には苗場山麓の広大な農地が整備されていますが、三箇地区は左岸に位置し、棚田が点在する典型的な中山間地です。辰ノ口、鹿渡、鹿渡新田の3集落で構成され、130世帯400人弱の小さい地区ですが、旧三箇小学校を核としたまとまりのある地区です。

地区内には建設当時東洋一の信濃川水力発電所があり、ともに歴史を刻んできました。また、小学校の周りには縄文時代の遺跡があり、数千年も前から人々の暮らしがあったと思われます。豪雪地ならではの大変さもありますが、恩恵もそれ以上にあります。豊かな水、澄んだ空気、豊かな森、そこから生み出される魚沼コシヒカリや津南野菜は代表的なものです。しかし、時代の流れで過疎化が進み、集落の力は低下しています。

集落を守り自然を守るため、都会の皆さんにも地域づくりに参加して欲しいと考えています。

海外との交流

2015年、越後妻有大地の芸術祭に、台湾の皆さんが三箇地区に宿泊し、都市との交流に興味を持ってくれた台湾のテレビ局が三回取材に訪れ、芸術祭と私たちの活動を合わせたドキュメンタリー番組を台湾で放映してくれたことが大きなきっかけでした。

2017年には台湾に招待していただき、テレビ出演や高雄と台南で津南の宣伝をする機会を得ました。
このことが今の交流拡大に繋がったと思っています。

コロナの影響で今年の2月から往来ができなくなりましたが、昨年まで約80人が三箇に来ています。
一年に4回の人を始め多くはリピーターで、津南の四季の風景、特に雪がとても喜ばれております。

 

 

これまでの活動

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